中学生の頃のはなし

大学4年の4月。就活のシーズンです。

私は都内の美術大学生です。
就活はしませんが、留学しようと思っています。
そのためのポートフォリオを今作っています。
でもなんでデザイナーを目指して、大学生活であんなことやこんなことをしてきたのか、ポートフォリオに全部書ききれないので、こちらのブログにて書かせてもらおうと決意した次第です。いまやらないともう一生やらないと思い立ったが吉日。なぜなら、私はめんどくさがりだからです。今から朝まで書こうと思います。

というわけで、いきなりですが、デザイナーを目指した話を書きます。



私は、福岡県のとある町に生まれ、3人兄弟の長女、近所に住む子供たちの中でも最年長だったので、下2人の弟と近所の子たちを束ね、従わせていた、いわゆるリーダータイプ、いや、盛りすぎた、ジャイアンな男勝りの女の子でした。

UDF きれいなジャイアン(ノンスケール PVC製塗装済み完成品)

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そんな私も小学5年生になり、友人の女の子が「お前、〇〇のこと好きなんだろー!」と男の子に嫌がらせされてることが増えてきました。当時流行していたプロフィール帳には、「〇〇君のことが好きなんだけどヒミツね!」なんて書かれてあったりと、周りは性の目覚めのお年頃。恋愛に興味津々。

ミラクルかける!プロフ帳&手紙デコ文字マスター

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でも、当時私は太っていて(今もそうだけど笑)、デブやらブタやらそういったからかいを受けていました。そりゃ私だって年頃の女の子だから、結構傷つきましたが、お母さんのご飯が美味しいわ、ストレスでお菓子は食べまくるわ(今でもストレス溜まるとお菓子をバカ食いする癖がある。。)まったく痩せられず、それでまたデブだよ。。とナイーブになり、ストレスになり、またバカ食いして。。の負のループに陥り、見事ここまでブクブクに太ってしまいました。。(苦笑)
でも、私だって女の子だし、おしゃれしたいのよ!と、洋服は(しまむらとかでしか買ってもらえなかったけど)それなりに気を使っていたり、お母さんが裁縫してピアノの発表会ではドレスを作ってくれたりしてて、割とおしゃれ女子だった方だと思います。(田舎だから、しまむらでもおしゃれ女子になれたのです。。)
また、休日はお母さんと一緒にぬいぐるみを作ったりと、ミシンは小学生のころから使っていました。
ぬいぐるみ作りは本当に楽しくて、もう少し上手になったら、お母さんみたいに洋服を作れるようになりたいなぁと思っていました。

そんなこんなで、日々が過ぎ、私も中学生になりました。中学生になると、毎日制服を着なければいけません。私は正直、制服が嫌いでした。毎日同じ服、みんなと同じ服。。全然面白くない。
しかも、制服だと、友達との差が出にくくて、顔とか体型で判断されがちです。どんなに普段おしゃれでも、制服を着なければいけない学校という監獄は私には苦痛でしょうがありませんでした。

けれども、相変わらずデブな私でも、お出かけなんかするときに着る洋服は、毎日違う気持ちにさせてくれるし、ハッピーな気持ちにしてくれるし、もしかして私と同じような太ってたり、体型に自信がない女の子がいるかも!そんな子たちに、私みたいに洋服でハッピーになれることを知ってほしいなぁ、そうだ!私、洋服のデザイナーさんになりたい!
と、中学2年の頃に読んだ矢沢あいさんのご近所物語もきっかけとなり、ファッションデザイナーになろうと、決意した中学生時代でした。